ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争

PSPは2004年12月12日に発売され数々の名作を産んだ名ハード。その中で忘れられない一作になったのがファイナルファンタジータクティクス獅子戦争です。

ファイナルファンタジーの世界観を持った戦略シミュレーションRPGで、自分だけのパーティーを編成し、ゲームを攻略していく形になります。このゲームの魅力の一つにユニットのカスタマイズが挙げられます。ユニットは装備品だけでなくジョブやアビリティなどで強化・カスタマイズでき、自分なりのこだわりを持たせられます。戦略シミュレーションで有用な移動力を増幅したり、二刀流や両手持ちなどの攻撃力を倍増させるアビリティをつけて敵を必殺したり、攻略における効率を考えたカスタマイズができます。あるいは魔法が使えるナイトや素手の攻撃が強い魔道士など、実用性はさておきこんなユニットがいたら面白いというアイディアを試すのも一興かもしれません。

またゲームシステムだけでなくストーリーの方も珠玉の逸品です。主人公ラムザ・ベオルブの正義を貫く姿、その奇妙な冒険と運命、そして戦争の裏側で渦巻く政治的陰謀。様々な要素が絡み合った壮大なドラマは多くのユーザーから高い評価を受けています。さらにストーリーの要所でかかるBGMはゲームの雰囲気にマッチする素晴らしいクオリティです。オーケストラのような力づよく繊細なBGMはプレイ中はシーンをこれでもかと盛り上げてくれ、プレイ後も心地よい余韻を残します。グラフィックに関してもデザイナー吉田明彦の独特なデザインが損なれることなくゲームに反映されており、多くのキャラ・ジョブが個性豊かに描かれています。

全ての要素が高いレベルが調和しているファイナルファンタジータクティクスというゲームは名作と呼ばれるにふさわしい魅力があります。