Final Fantasy X

今日は、スクエアソフトがプレイステーション2用として、初めて販売した「Final Fantasy X」について解説します。
今までの9作とは一変し、西洋風の作品設定から「罪や死」をテーマにした、東洋風の作品として完成しています。一貫して見える宗教的な背景に、プレイした方は心奪われる幻想的な気分に陥ることも多かったのではないでしょうか。

プレイステーション2で初めてこの作品が社会に出てきたときは「喋る・表情がくっきりと変化していく」と、多くのFFファンを魅了したことでしょう。グラフィックが綺麗になったことにより、音楽とのマッチングも進み、よりその世界観にどっぷりとはまることのできる作品だったと思っています。

ストーリーは好き嫌いの分かれるものであるように思いますが、物語として一貫したテーマを追いかけ、だんだんと真相がわかっていく過程はよく作り込まれていたものだと感心できます。

バトルシステムは今までに採用されたことのない新システムが導入され、コマンド決定に追われない、じっくりと思考してから行動できる画期的なシステムだったように思います。逆にいうと、戦っている臨場感は少々薄れてしまったところはあるのかもしれません。

また、この作品は成長システムが少々特異で、スゴロクのように進むシステムは快感でした。しかし、やり込んでしまうと全員が同じ能力を持ってしまうなど、課題が見えるシステムでもありました。(これはFFXIIにもいえることでしたが…)

本編クリアをした後にやりこみをするプレイヤーも多くいるでしょうが、まるでやりこみをさせたいが如く、様々なイベントが用意されています。最強の武器集めや、もっと強いモンスターと対戦など、いくらやっても飽きないイベントばかりでした。

やりこむと何十時間、何百時間と取られていくゲームのように思います。個人的には傑作であったと、PS4が出ている今でも思うことであります。