Newスーパーマリオブラザーズ

もう、何にも言うことはないです。100点満点ですよ。

任天堂がこのゲームにつけたキャッチフレーズ「誰でもできる」という言葉には、非常に深い意味が込められています。

たくさんのシリーズを経て発売された作品だけに、初代『スーパーマリオブラザーズ』に比べればシステム面も複雑化していますが、それでも十字キー+A/Bボタンしか使わないというシンプルなインターフェイスや、新規追加されたシステム(3段ジャンプ、壁ジャンプ、ヒップドロップなど)を使わなくても、ほとんどのステージはクリアできてしまいます。でも、そういうテクニックを使うことで隠しステージに行けたり、より多くのコインを取ることができるようになっている‥‥という構造が、自然な難易度調節になっているわけです。

オプション画面でEASYとかHARDとかを選ぶんじゃなく、同じ土俵の上で、初心者は初心者なりの。上級者は上級者なりの遊び方ができるんです。こういうシステムは『スーパープリンセスピーチ』でも採用されていましたが、『NEW~』はそのシステムをさらに咀嚼・昇華させているのです。

最高級の『マリオ』。それでいて、初代『マリオ』のテイストも失わない。そんな難易度の高い仕事をやってのけたスタッフたちは、このタイトルにどれだけの情熱と時間を注いだことなのか、想像もつきません。